日本茶基礎コース in ゲント(ベルギー)

この日は、国際日本茶協会設立以来初めての日本茶基礎コースを開催しました。

会場は、ドイツのキッチンメーカーbulthaup(ブルトハウプ)のゲントショールームにて。
このブルトアウプは、クラフツマンシップと機能性を基盤としたデザインのキッチンとして50カ国以上で販売され、2013年に東京青山にもショールームができました。

とても気持ちよく、使いやすいキッチンで初めての日本茶基礎コースを実施させていただくことができました。

この日は、午前10時から午後6時までの長丁場。日本茶の種類、煎茶の淹れ方、抹茶の点て方、歴史、科学、保存方法など網羅的にお伝えしました。

国際日本茶協会では、これから海外の各都市で、日本茶の初心者向けにこの基礎コースを展開してゆきたいと考えており、この日はその試金石のつもりで臨みました。

しかし!実際、この日集まってくださったのは、茶道の先生、日本食レストランのオーナー、お茶の会社の社長、日本・中国・台湾の茶産地を1ヶ月半にわたって巡った若者という、とても日本茶の初心者とは程遠い人たちが集まってくれました〜。(泣笑)

温度によるカフェイン抽出量、急須の手返しよる味わいの違いなど、おおよそ初心者では疑問に思わないようなするどい質問の応酬で、やる身としてはとても楽しく過ごさせていただきました。

そしてこの日の最後には、修了証の授受。

また日本茶基礎コースの今後についても忌憚なく意見をもらうことができました。
この日の受講者の皆さんは、お茶の世界で将来活躍している姿が想像でき、これからが本当に楽しみです。

集まってくださった皆様、そして今回のゲントでの日本茶基礎コースの開催に尽力してくれたソフィーさん、本当にありがとうございました!