国際日本茶協会は、「お茶の和(輪)を世界に広げる」ことを目的に2019年に設立されました。
その背景には、お茶が抹茶を筆頭に世界で人気を博していることがあります。
日本茶への注目が世界から集まっているにも関わらず、英語などの他国語でのお茶に関する情報発信は非常に少ないのが実情です。
そのような状況の中、他国でも煎茶や抹茶の生産が始まっており、ヨーロッパやアメリカにはそれらのお茶(例えば、Sencha made in ChinaやThailandなど)が流通しています。
一方、日本国内では、お茶の消費量・生産量ともに減少しており、お茶の輸出も全生産量の1割以下にとどまっています。
そのような現状を変えてゆくために、国際日本茶協会は設立されました。
国際日本茶協会の活動は、日本茶の知識の普及、そして世界中に日本茶のコミュニティを構築してゆくことを目的に様々な活動を行っています。
日本文化としてのお茶というと、茶道が頭に浮かぶかもしれません。
しかし、お茶が生産されている茶畑の風景から、湯沸かしポットや急須などの日本独自の茶器を使って飲む日常的なお茶まで、すべてが日本の文化です。
国際日本茶協会では、そういったお茶の持つ魅力を世界の人々とともに楽しむ時間が持てるように活動を続けております。
また国際日本茶協会は海外に向けて情報発信することを日々行なっているため、今見ていただいている日本語ウェブサイトは、あまり充実させることができていません。
ですので英語版のウェブサイトも合わせてご覧いただけると幸いです。

一般社団法人国際日本茶協会
設立:2019年1月31日
所在地:京都市