プラハティーフェスティバル 2025

2月22日と23日、プラハティーフェスティバル第3回が開催され、お茶愛好家たちを興奮の渦に巻き込みました! 昨年から予想していた通り、期待を裏切りませんでした。仕掛け人のAgha と素晴らしいボランティアチームが、お茶コミュニティにとって素晴らしい週末を作り上げたのです。このフェスティバルには、才能あるアーティストが手作りした茶器やアクセサリーを展示する評判の高い出展者や、世界各地の茶産地から厳選された特選茶を提供する茶葉販売店が集まりました。これらすべての屋台骨となったのは、来訪者がフェスティバルを離れても折々に訪れることができる、素晴らしいティーハウスで繁栄する街そのものでした。ワークショップ、トークショー、お茶のテイスティング、そしてコンサートまで、盛りだくさんの内容でした。 また訪れることができて、これほど嬉しいことはありません!旧友との再会や新たな出会いの合間に、GJTeaのメンバーにも何人か会えたことも幸せでした。そのうちの何人かは、茶歌舞伎のワークショップを手伝ってくれました。 フェスティバルのオリジナルカップが全参加者にプレゼントされた 手作りの茶器のオファーがとても魅力的だった この週末についてお伝えしたいことはたくさんありますが、ここでは日本茶に焦点を当てましょう!今年は日本茶の存在感が目立っていました。出展者の中では、Rishe Tea がオーガニック日本茶の素晴らしいセレクションを携えて戻ってきました。ドイツのKeiko さんは、緑茶に含まれるテアニンについて非常に有益な話をしてくれました。特筆すべきは、彼らが綿密な調査を行い、実験室でさまざまな緑茶の成分レベルを比較し、収穫時の違いまで区別していたことです。なんて丹念な研究でしょう!Aiya も抹茶を展示し、オランダから初参加のJ-Port Green Tea Japan は、様々なお茶とお茶製品を持ち寄りました。オランダから参加のTanaka は美しい日本の陶磁器を紹介し、お茶仲間のKyle Whittington は卓越した仕服アートを紹介するブースを出展しました。Kyle はMeetea Tea Studioでも展示を行いました! 田中陶器 […]

茶歌舞伎 at プラハティーフェスティバル 2025

プラハティーフェスティバル2025は大盛況で、その様子をお伝えするのが待ちきれませんでした! この特別で温かみのあるフェスティバルには、ヨーロッパ各地、そして世界各国からお茶の愛好家が集まります。国際日本茶協会として参加した私たちは、今回何か特別なこと、ちょっと変わったことをしたいと思いました。 茶歌舞伎は、14世紀頃に生まれた日本のブラインドテイスティングゲームです。何世紀にもわたり進化してきましたが、今日でも特に日本の茶業界のプロの間で広く楽しまれています。とても難易度が高いですが、とても楽しいゲームです! このアイデアを思いつき、フェスティバルのプログラムでワークショップを告知したところ、すぐに多くの申し込みがありました。このようなゲームの調整は簡単ではありません。なぜなら、次々と異なるお茶を素早く淹れる必要があり、さらに私たちの場合はその間に茶器を洗う必要もあったためです。 嬉しいことに、私たちの日本茶コミュニティは常に驚きを与えてくれ、多くのティーフェローが手を差し伸べてくれました。Zita、Steen、Marta、そしてCinziaは、お茶を淹れて提供する非常に難しいパートを担当してくれました。彼らはワークショップ前の時点ではお互いに知り合いではなかったにも関わらず、スムーズな組織構築と迅速な作業で完璧な仕事をしてくれました! 当団体の紹介の後、私たちは茶歌舞伎の歴史とそのルールについて説明しました。ここでは時間的な制約のため、通常は5種類を淹れるところを3種類に短縮したバージョンを行いました。選んだお茶はかなり難易度が高いものでしたが、参加者は上手く予想できました!使用したのは宇治・吉田銘茶園の玉露、和束・京都おぶぶ茶苑の煎茶、そして加茂・DOIT! FARM!の煎茶で、すべて同じ条件で熱湯の使用だったため、玉露と煎茶の違いを区別するのも難しいほどでした。 茶歌舞伎における難題の一つは、お茶を飲んで次のお茶が運ばれてくる前にすぐに推測をしなければならないというルールにあります。確かにかなり複雑でしたが、おそらく有益な知見もあったでしょう。そして何より、参加者(そして私たちも)は楽しんで体験していました! ご参加いただいた皆様(GJTeaのメンバーも含まれていました!)および、その熱意に感謝いたします。 特に、貴重なご支援をいただいたティーフェローおよびカタリストの皆様に感謝申し上げます:この記事の写真を撮影してくださったSofie Vercauteren氏、およびゲームの運営を手助けくださった Zita Varga氏、Steen Pipper氏、Marta Skorupska氏、Cinzia Merlin氏。

国際日本茶協会 6周年記念

1月に私たちは6周年を迎えました。この特別な節目を記念し、1月31日に2つのオンラインイベントを開催しました。多くの大切な会員の皆様が参加してくださり、この一年の思い出を共有してくださいました。中には、私たちのお茶の講座に参加したことや、茶会やフェスティバルで私たちのチームと出会ったことを振り返る方もいらっしゃいました。 イベントには、創設者のシモナ、マツ、アンナに加え、教育・事務担当のマチ、インターンのスズカといったチームのメンバーも参加しました。 イベントでは、私たちは1年間の成果を振り返り、50カ国以上から1,300人以上の会員が集まり、8カ国に日本茶の拠点を設立したことを祝いました。 これからの一年間もとてもワクワクするイベントを計画しています。日本茶の知識を深めたい方のために、6月と9月に2回の「日本茶マスター講座」を開講します。また、この夏には2つの日本茶カンファレンスを開催予定で、7月19日には東京で、7月26日には京都で開催します。このイベントでは、日本各地の茶を楽しみながら、日本茶の最新の動向について学ぶことができます。 さらに、新たな取り組みとして、大学生向けの「インターカレッジ・ティー・サークル Socie-tea 」を発足しました。マツさんは、日本国内外で大学生が日本茶に積極的に関わる機会を増やしていくというビジョンを共有しました。 そして、これは始まりにすぎません!今年もさまざまなプロジェクトが生まれることを楽しみにしながら、日本茶の美しさと奥深さを皆さんと共有できることを心待ちにしています!

ベルリンお茶まつり2024

第五回目を迎えたベルリンお茶まつりに今年も参加することができ、とても嬉しく、すべての瞬間を楽しみました。数々の魅力的なワークショップ、講演、ティーテイスティング、イベントの中でも、特に日本茶に特化した内容が多かったことに喜びを感じました。また、国際日本茶協会のメンバーや、私たちの「日本茶エヴァンジェリスト」プログラムの学生2人を含む、懐かしい顔ぶれや新しい友人たちと再会できる貴重な機会となりました。一緒に時間を過ごし、美味しいお茶を楽しむことで、この体験は本当に特別なものとなりました。 このお茶まつりは、11月22日から24日の間、ドイツ・ベルリンにある美しいハイリヒ=クロイツ教会で開催されました。初日の金曜日に、茶業関係者を対象とした「ベルリンティーカンファレンス」で幕を開けました。和の香の創設者である大塚佳寿子さんが、熊本県での和紅茶生産や地域政府との協力による地域活性化についての興味深い講演を行いました。彼女には梶原敏弘さんも同行しており、このお茶まつりのために日本からはるばる訪れていました! 土曜日はメインイベントが開催され、参加者は多様なお茶の販売業者や茶器アーティストとふれあう機会がありました。日本茶のラインナップも非常に充実しており、定番のKeiko Teas、抹茶に焦点を当てたAiya、高品質な商品を提供するYoshi EnやKOSなどが並んでいました。また、ドイツ発で現在は英語版もある「T」マガジンも出展しており、日本特集(鹿児島に関する特集や抹茶特集を含む)が掲載された最新号を参加者は購入することもできました。さらに驚いたのは、Unearthed Galleryが次回の展覧会を宣伝していたことです。その展覧会では、ティーフェローのメンバーであるKyle Whittingtonさんと彼の仕服アートが展示される予定で、12月7日から14日までミュンヘンで開催されます。Kyleさんはオープニングイベントで茶道を披露する予定とのことです。 私たちのハイライトは、日本から来られた懐かしい顔ぶれとの再会でした。その中には、熊本の和の香のチームと梶原さんがおり、彼らは「水俣和紅茶」をPRしていました。ベルリン在住の日本茶インストラクター、田辺結美さんの協力もあって、彼らのブースは試飲や購入を楽しむ来場者で常に賑わっていました。 提供されたワークショップの中には、Yoshi Enによる玉露のワークショップ、Aiyaによる抹茶の淹れ方とその健康効果についてのセッション、そしてKeikoによる緑茶に含まれるテアニンについてのセッションがありました。また、Tee Kontor KielさんとMarimoさんは、ビデオドキュメンタリーシリーズ「Faces Behind the Tea」を取り入れた興味深いセッションを提供しました。このセッションでは、様々な日本の地域で活躍する茶生産者たちの独自の視点を紹介し、試飲体験も含まれていました。このシリーズは、彼らのYouTubeチャンネルで視聴可能です。 私たちは、このフェスティバルで協会についてのプレゼンテーションを行いました。今回は日本茶業界の革新者やインスピレーションを与える人物に焦点を当てました。日本茶産業の衰退は深刻な課題ですが、日本各地で情熱と創造性の火花が見られ、それが日本茶の未来を形作っています。約25名が私たちの講演に参加し、準備したお茶を楽しんでいただきました。ティーフェローのメンバーである LiliaさんとNormanさんが、素晴らしいお茶の淹れ方と裏方でのサポートを見事にこなしてくれました。提供したのは、3つの異なる町で育てられた、農薬や肥料を一切使わずに生産された3種類のユニークな物語を持つお茶でした。最初のお茶は、奈良県東吉野で服部嗣人さんが70年ものの茶樹の番茶の葉を使って作った深煎りほうじ茶です。この若い茶農家は、和紅茶や白茶の生産などの実験で知られています。2つ目のお茶は、奈良県山添村のみとちゃ農園からの茶花で香り付けされた珍しい釜炒り茶でした。この農園は釜炒り茶に注力しており、煎茶などの伝統的なお茶と並行して、革新的なお茶作りで注目されています。3つ目のお茶は、京都府加茂のDOIT!FARM!からの煎茶です。この農園の若いオーナーは、約10年前に季節労働者としてお茶の仕事を始め、その後、自分の茶畑を持つ決意をしました。現在では、和紅茶の生産を含む茶作りの実験を楽しんでいます。 素晴らしい一日を締めくくるために、私たちのメンバーの何人かとディナーを楽しみました。一緒に時間を過ごせたことは本当に嬉しいひとときでした! 日曜日には、お茶まつりは市内各地でのイベントへと広がりました。「Faces Behind the Tea」の上映会がシネマで行われ、シリーズに登場する5人の生産者が手がけたお茶を試飲できるテイスティングが併せて開催されました。Teefeinkost […]

全国手もみ製茶技術競技大会 2024

日本の茶の生産は年内の作業をほぼ終えていますが、11月には特別なイベントがあります——それが「全国手もみ茶技術競技大会」です。このユニークな大会では、全国の茶産地から集まったチームが、最も長く、まっすぐな茶葉(針状茶)を作る技術を競い合います。   第28回の大会が11月14日に静岡県の藤枝市で開催されました。全部で28のチームが参加しましたが、静岡から5チーム、京都から4チームとこの2つの県からの参加者が多かったです。 あるチームは前日の夜に現地入りし、また別のチームは当日早朝に出発して、朝8時30分までにこの農村地域の会場に到着しました。受付の後、参加者は冷凍の茶葉を受け取り、ほいろと呼ばれる手もみ台の準備に取りかかりました。大会は正式に9時に始まり、5時間の作業時間を経て2時に針状の茶を提出します。 手もみの工程には、いくつもの緻密なステップが含まれます。まず、優しく揉んで表面の水分を取り除き、次に内部の水分を取り出すための力強い揉み込み、茶葉の固まりをほぐし、最後に美しく細長く形を整える仕上げへと進みます。そして、ほいろの上で最終的に茶を乾燥させます。今年は特に茶葉に内部水分が多く残っていたようで、制限時間内に終わらせるのに苦労したチームもありました。 今回の大会では、GJTeaメンバーの活躍も目立ちました。Bretさんは浜松チームとして参加し、Pauさんは和束(京都)のチームで出場。そして、私たちの代表であるSimonaも、別の和束チームで競技に加わりました。 そして今年の優勝は、地元・藤枝市のチームが手にしました。優勝チームの皆さん、おめでとうございます!

ブリュッセルティーフェスティバル 2024: ベルギーのティーシーンの鼓動を感じて

ブリュッセルの魅力的なイクセル地区の中心にある、2つの美しい池を見渡す象徴的なアールデコ建築「フラジェ宮殿」にて、2024年10月5日、第1回ブリュッセル・ティー・フェスティバルが開催されました。このイベントは、The Tea Circle Brusselsが主催し、お茶に情熱を持つボランティアチームの尽力によって実現しました。1日限定のイベントでしたが、ブリュッセルのみならず、ベルギーやヨーロッパ各地からお茶の愛好家が集結しました。   フェスティバルには、世界中から一流の茶生産者、茶ブランド、お茶屋、茶器作家、著名人が集結。今年の特集国は韓国で、5つの茶生産者が代表として参加しましたが、中国、インド、スリランカ、ネパール、イラン、ジョージアなど、他の国々からの参加も目立ちました。 日本については、「The Tea Circle」ブースにて、ベルギー担当のティー・カタリストであるCinzia Merlin氏が、私たち「Global Japanese Tea Association(国際日本茶協会)」の活動を紹介。また、Oscar Brekell氏は自身の厳選茶ブランド「Senchaism」とともに登場し、Marjolein Rijmakers氏(Ikedoki Tea)は日本南部からの高品質なスペシャルティなお茶を多数取り揃えました。どのブースも常に人だかりができ、訪問者たちは試飲や日本茶に関する情報に熱心な様子でした。Oscar氏はフェスティバル直前の平日夜にもかかわらず、多くの参加者とともに「単一農園・単一品種の煎茶」に関するワークショップを実施。Marjolein氏は春に「The Tea Circle」で同様のワークショップを開催していました。   会場には約30の出展ブースが並び、来場者は高品質の茶や茶器の無料試飲と購入を楽しめるほか、以下4つのテーマに関する討論会も実施されました:韓国茶、テイスティングの手法、お茶の儀式(裏千家のパネリストが登壇)、お茶と気候変動。これらの討論は、ベルギーのティー・カタリストが進行しました。どのセッションも多くの聴衆を集め、活発で興味深い議論が交わされました。来場者とのやりとりも活発で、驚くほどの参加度が見られました。 当日は、中国書道、ティー・ガストロノミー、モロッカン・ミントティーなど、ハイレベルな専門家による無料体験・試飲会も行われました。ここでも日本は存在感を示し、日本茶ラテや日本茶カクテルの試飲、ベルギーの裏千家による茶の湯デモンストレーションが開催されました。   […]

京都での特別茶会 – 2024年9月

先月、当団体の親愛なるティーフェローであり仕服アーティストのKyle Whittington 氏が、9月28日から10月を通じて京都・開化堂にて開催された仕服の展覧会に出席するため、京都を訪れました。この訪問を機に、当団体の京都オフィスで会員向けの特別イベントを開催し、Kyle が仕服創作の芸術への道のりを共有しました。 イベント中、私たちは仕服作りの細かな工程について学び、使用される特別な生地やその色の象徴的な意味についても学びました。温かいお茶とともに会話を楽しんだ後、上田宗古流の茶道を実践するKyle が、快く茶道の実演を披露してくれました。この体験は、赤堀製茶の爽やかな有機抹茶と、当団体ティーフェロー兼和菓子アーティストのJuliette Doutreleau が手掛けた、繊細で絶品な和菓子によってさらに特別な物となりました。 一緒に集まってお茶を楽しみ、お茶に関して語り合える素晴らしい機会でした。

日本茶マスターコース 2024年10月

日本茶マスターコースは、日本茶の真髄を体験できるユニークなコースです。2024年には、私たちはこのコースを2回開催することができ、2回目は10月初旬に行われました。暑く湿度の高い夏を経て、少しの雨が降ることはありましたが、10月の天気はようやく涼しくなり、京都市と周辺の茶産地を探索するには完璧な気候となりました。 世界中から10人の学生が参加し、その中にはブラジルやアルゼンチンなど遠くから参加してくれた学生もいました。多様な文化背景を持つ学生たちでしたが、10日間の旅を通じて中を深めることができました。コースでは日本茶のさまざまな側面を掘り下げ、異なる茶葉を味わい評価する機会に恵まれ、さらに茶の成分や水について実験することもありました。抹茶や煎茶の伝統的な茶道体験も、日本茶の文化的な根幹に対する理解を深める助けとなりました。 また、コースにはいくつかの茶工場や茶業関連の企業を訪れるプログラムも含まれており、学生たちは小規模と大規模な運営、伝統的と現代的な方法の両方について学び、日本の茶産業に対する理解をさらに深めることができました。最後には、2023年の卒業生とカナダのTea Catalysts(現地講師)が参加し、多文化的で世代を超えたつながりを育むことができました。 2回目のコースが終了した今、来年の準備を進めています。コースの日程は2025年1月に発表予定です。またお会いできることを楽しみにしています!