Meet The Tea Farmer(茶農家と出会う) – 細井堅太

9月23日、私たちは第3回目となる月例イベント「Meet the Tea Farmer」を開催しました。今回のゲストは、京都・和束町出身の5代目茶農家、細井堅太さんでした。 細井さんは幼い頃から茶づくりに親しみ、家族の伝統を継ぐことを決意して、静岡へ茶業について学びに行きました。現在は自身の農園「細井農園」を率いるだけでなく、「和束茶手揉技術保存会」の代表も務め、2018年には全国大会で優勝を果たしています。 細井さんの専門は高級日本茶の茶葉です。イベント参加者は、おくみどり品種の玉露や、やぶきた品種の煎茶を試飲することができました。参加者の中には、「これまで飲んだ中で一番の玉露だった」「地元の茶店で手に入るものよりはるかに素晴らしい煎茶だった」と感想を述べる人もいました。 細井さんとつながりたい方は、彼の茶農園のInstagramページをご覧ください。また、次回のゲスト茶農家は福岡・八女で4代続く茶農家・栗原悠次さんです。こちらのリンクからぜひご覧ください。

Meet The Tea Farmer(茶農家と出会う) – 渡邉潤さん

第2回目となる「Meet the Tea Farmer」イベントは、8月26日に開催され、今回のゲスト茶農家は、静岡県島田市の4代目茶農家・渡邉潤さんでした。 渡邉さんのご家族は、100年以上にわたり日本茶の生産を続けており、地域の特色である深蒸し茶を中心に製茶を行ってきました。家業の伝統を受け継ぎながらも渡邉さんは常に実験や革新に積極的で、自らを「ファースト・ペンギン(最初に海へ飛び込むペンギン)」と表現しています。実際、渡邉さんは静岡県内でいち早く抹茶の石臼挽きに取り組んだ一人であり、また、茶畑の上に太陽光パネルを設置した先駆者の一人でもあります。この太陽光パネルは発電を行うだけでなく、茶樹に日陰を与える役割も果たしています。 現在、渡邉さんが取り組んでいる新たなプロジェクトは、蒸し製茶中心の生産から、釜炒り茶生産への転換です。2020年には、かなやみどり品種を用い、釜炒り和紅茶と烏龍茶の試験生産を行いました。北米、ヨーロッパ、日本から参加したイベント参加者は、これら2種類のお茶を試飲する機会に恵まれ、その品質を高く評価しました。渡邉さんは、2021年から本格生産を開始するため、工場に釜炒り機を導入する予定であることも明かしています。 渡邉さんとつながりたい方は、彼の農園「であい農園」のウェブサイトをご覧ください。また、次回のゲスト茶農家は、京都・和束町出身の5代目茶農家、細井堅太さんです。こちらからぜひご覧ください。

Meet The Tea Farmer(茶農家と出会う) – 森崎領さん

オンラインイベント「Meet the Tea Farmer」は、日本の茶農家が自らのお茶を海外の視聴者に紹介する機会を提供することを目的として始まりました。世界中の茶業関係者やお茶愛好家にとっても、入手困難な高品質の日本茶に出会い、その生産者がどのような人物なのかを知る貴重な機会となっています。 7月29日、私たちは京都・和束町の茶農家、森崎領さんを迎え、初めての「Meet the Tea Farmer」イベントを開催しました。森崎さんは2015年に茶農業を始めた方で、ご家族の中で初めてこの道に進みました。環境工学を学んだ背景を持つ森崎さんは、持続可能な農業を重視し、周囲の環境や自然への配慮を大切にしています。そのため、森崎さんのお茶は化学物質を使用せず、自然な方法でつくられています。 イベント当日、森崎さんは自然栽培の春摘み煎茶と春ほうじ茶の2種類を紹介しました。参加者は日本、ヨーロッパ、北米という3つのタイムゾーンにまたがって集まり、森崎さんの丁寧な説明とお茶への関心の高さから、予定時間を約30分も超えるほど盛り上がりました。森崎さんのお茶は、オンラインショップ「茶園森福」にて購入することができます。 次回のゲスト茶農家は、静岡県島田市の4代目茶農家・渡邉潤さんです。投稿はこちらから!ぜひご覧ください。

「Meet the Tea Farmer(茶農家と出会う)」イベントのはじまり!

日本の茶業界はこの数年困難な状況にありますが、2020年はパンデミックの影響も相まって茶農家にとって特に厳しい年になりそうです。 茶農家は通常、日本茶の栽培と製茶に専念し、その多くを地域のお茶のオークションを通じて販売しています。しかし需要の減少により、日本茶の市場価格は年々徐々に下落してきました。 2020年の東京オリンピックによって需要の増加が見込まれていたことから、2019年には多くの茶業者が在庫を多めに準備していました。ところが2020年初頭、世界的なパンデミックが発生しました。オリンピックは延期となり、一時的なロックダウンによって多くの茶店が休業を余儀なくされ、さらに、お土産としてお茶を購入することの多い外国人観光客の入国も完全に途絶えてしまいました。 その結果、茶業者は想定以上の在庫を抱える一方で、需要は大幅に落ち込みました。こうした状況が日本茶の市場価格を押し下げてしまっています。夏茶の生産を断念する農家も現れ、なかには生計を立てることが難しくなり、茶農業そのものからの撤退を検討している人もいます。 このような厳しい状況を受け、私たちの団体は2020年夏より、オンラインでの「Meet the Tea Farmer(茶農家と出会う)」イベントを開始しました。これは、茶農家に国際的な発信の場を提供すると同時に、世界中の茶業関係者やお茶を愛する人々と直接つながる機会をつくることを目的としています。海外の参加者にとっても、普段飲んでいるお茶の生産者本人と直接出会い、その背景を知ることができる貴重な機会となります。こうしたつながりを築くことで、茶の専門家や愛好家が入手困難な高品質の日本茶にアクセスしやすくなると同時に、茶農家にとっては新たな収入源の創出につながると私たちは考えています。 イベントの詳細や、次回のゲストとなる茶農家については、こちらのイベントページをご覧ください。

100人のパイオニア・メンバー

現在、「パイオニア・メンバー」100名を募集しています! メンバーシップ・プログラムは私たちの組織の中核的存在です。世界中とのコラボレーションを通じ、日本茶の世界に新たな成長を呼び起こすという私たちの使命を果たすうえで、重要な役割を担っています。コラボレーションを通して団結することで、国内での日本茶需要の減少や、海外での日本茶へのアクセスの悪さなど、国内外で日本茶が直面している様々な課題に、私たちが一丸となって取り組むことができると信じています。 多くのメンバーが変革の起爆剤となり、日本茶業界に新たな活力をもたらすことができると信じ、2019年10月よりメンバーシップ・プログラムを開始しました。その後、約100名の方に有料・無料会員として登録していただき、今では約1000名の方に当協会のネットワークに所属していただいています。 この度、新たにパイオニア・メンバーを募集します。ティーフェローまたはティーカタリストレベルで入会された最初の100名の方には、日本茶界の変革を牽引し、支えた最初のメンバーであることを示す「パイオニアメンバー」のステータスを贈呈します。 パイオニアメンバーは、ティーフェロー、ティーカタリストとしての特典に加え、パイオニアメンバーボードにプロフィールを掲載し、ウェブサイト上で詳細な活動を紹介することができます。一例として、パイオニアメンバーであるドイツのHorenso Consultingからきた Susanneと、スウェーデンにあるJapanese Tea Hubからきた Xeniaの記事を是非ご覧ください。   パイオニアメンバーとしてのご参加をお待ちしております!

公開グローバル日本茶会

3月25日から私たちのメンバーとともに週に一回のオンラインお茶会を開催してきましたが、4月24日には私たちの初めての公開グローバル日本茶会を開催しました。アメリカ、ドイツ、レバノン、南アフリカ、シンガポールなど世界中から合計15人が参加してくれました。幅広い時間帯をまたいでいるので、なんと朝4時にも関わらず参加してくださる方もいました。   何人かは顔なじみのメンバー、そして何人かははじめましてでしたが、みんなが会話に加わり近況報告や飲んでいるお茶のことについて話しました。シンガポールから参加のJenesta さんは抹茶と煎茶を毎日飲んでいて、彼女の家族も日本茶が大好きなのだと共有してくれました。南アフリカからのMichelle はヨーロッパを通じて日本茶を手に入れていると話してくれました。日本茶が遠い地域にまでひろがっていることを実感でき、とても嬉しく思いました。 オンラインで参加してくださった方々に加えて、日本からの特別ゲストもお迎えしました。和束町役場のくさみずさんときたざわさんはイベント会場となった和束町と和束スマートワークオフィスの紹介をしてくださいました。また、朝日新聞の甲斐さん、京都新聞のもりたさんが取材に訪れ、イベントを記事として取り上げてくださいました。朝日新聞の記事は4月26日に掲載されました。   次の公開グローバル日本茶会は5月15日に開催されます。ぜひご参加ください!

ついに非営利組織に!

日本ではいくつかの公益的な組織があり、少し分かりにくいところもありますが、簡単に説明すると、国際日本茶協会は2019年に日本において一般社団法人に法的に設立されました。法的には公益的な組織ですが、非営利として認められていませんでした。そのため、公益的な組織にもかかわらず、非営利法人と比べて税制の優遇措置やその他の利点が受けることが出来ていませんでした。   これらの問題に数か月間取り組んでいましたが、3月についに非営利法人になることが出来ました!組織の種類は変わりませんが、現在は一般社団法人(非営利徹底型)となりました。これにより、GJTeaはいくつかの税制上の優遇を受けられるようになり、また、私たちの活動を支援したいと考えてくださる方々から、会費や寄付をより円滑に集めることが可能になります。

グローバル日本茶パーティー!*オンライン

対面で集まってはだめだと言われた?じゃあオンラインで集まりましょう!   3月25日に私たちのTea Fellowsと共に初めてのオンラインお茶会、グローバルお茶パーティーを行いました。2つの大陸、8の国々から6人の方が参加してくださいました。(さすがグローバル!)それぞれ日本茶を準備し、紹介しあいました。京都や長崎、茨城のお茶がありました。   何人かは顔見知り、何人かははじめましてでしたが、お茶を一緒に飲むことで旧知の仲のように仲良くなりました。いつの間にか1時間半が経過していました。初回のセッションでの大きな盛り上がりを受けて、今後もこのイベントを継続し、ぜひ毎週の恒例行事にしたいと考えています。