Festiwal Herbaty Zaparzaj 2022 –ポーランドお茶まつり

先月、ポーランドのポズマンでZaparzajポーランドお茶まつりが開催されました。私たちは遠く離れた場所からではありましたが、参加できてとても嬉しく思っています。 2日目には、アンナがzoomにて日本茶に関するライブ講演を行い、日本茶の現状について話しました。イベントに直接参加することができなかったものの、その熱狂は画面越しでも伝わってきました。とても暖かく、素敵な雰囲気の中行われました。イベントの主催者の一人で、お茶通であるMartyna Kubiakさんは八女の2種類ずつのほうじ茶と煎茶を煎れてくださり、イベントをより素敵なものにしてくださいました。参加者の皆さんがそのお茶を楽しみながら、カップの中身について自由に意見を交わしている中でのプレゼンテーションは、Martynaさんの親しみやすくリラックスした進行の雰囲気も相まって、とても和やかで心地よいティータイムとなりました。                                       […]

国際お茶の日 2021

2019年、国連は5月21日を「国際お茶の日」と定め、茶の重要性への関心を高め、その長い歴史と世界における深い文化的・経済的意義を強調しました。国際お茶の日は2020年に初めて制定され、今年は2回目となります。 国際お茶の日を記念し、今年5月21日に国連食糧農業機関(FAO)は世界各国の代表者とオンライン会議を開催しました。 FAOのク・ドンユ事務局長による開会宣言の後、アゼルバイジャン、中国、イタリア、ケニア、モーリシャス、インドなど複数国の代表者による挨拶が続きました。 イベントの最後には、茶生産国と茶消費国の専門家によるパネルディスカッションが行われ、気候変動、有機栽培、消費拡大のためのプロモーションなどについて議論が交わされました。 当協会も茶への敬意を表し、特別オンラインイベントを開催しました。ティーフェローやティーカタリストと共に国際お茶の日を祝いました。三大陸から参加した全員が活動について語り合い、この特別な日を祝してお茶で乾杯した後、最も印象深かったお茶の体験を共有する参加者もいました。 来年も皆様と共に祝えることを願っております。

日本茶中級コース オンライン開講スタート

お茶への関心が高まる一方で、パンデミックの影響で対面での茶道学習は大きく制限されてきました。幸い、オンラインでの学習は依然として可能です。 2020年10月、当財団はレベル1「日本茶基礎コース」のオンライン開講を開始し、これまでに16名の受講生が修了しました。 この度、2021年3月よりレベル2「日本茶中級コース」のオンライン開講も開始できることを大変嬉しく思います。 基礎コースでは日本茶の生産や歴史、主要な日本茶の種類と淹れ方といった確かな基礎知識を提供します。一方、中級コースでは日本茶産業と文化に対するより広範な理解を深めます。受講生の皆さんはまた、あまり知られていない日本茶を実際に味わいながら学ぶ機会も得られます。 中級コースは3月17日に開講します。そこで初回の受講生を迎えることを楽しみにしております。

オンラインでのJapanese Tea Foundation Course(基礎コース)の開始

お茶の教育はこの国際日本茶協会の核となる活動です。私たちはこの数年間お茶のコースを開催しており、現在は3つのレベルがあります。Foundation(基礎)、 Intermediate( 中級)and Master(上級)です。   最も良い学習方法は自分自身で経験することだと信じており、私たちは可能な限り実際に手を動かす経験を提供することを重視してきました。講座の多くは対面形式で行われ、マスターコースは“お茶の中心地”とも言える産地で実施しています。   しかし、2020年のパンデミックで私たちは方向性を調整し変更することを必要としました。たくさんの国で対面形式の活動が制限され、日本では海外からの入国が全面的に停止されたため、ほとんどの対面講座を一時中断することとなりました。   それでも、世界中の人々は日本茶を愛することや学ぶことへの情熱をやめることはありませんでした。会員からの熱意と後押しを受け、オンラインでの初級コースを開設できました。   2020年夏に試験的に実施し、同年10月に正式開講。全4回の講座では、日本茶の歴史、お茶の生産、茶の種類、そして淹れ方を学びます。受講生ができるだけ実践的に学べるよう、あらかじめ茶葉や茶器を含む教材セットを各自に送付しています。   10月末には、本オンライン基礎コースの初の修了生が誕生しました。5か国から8名の生徒が2つのグループに分かれて受講し、これまでのところ反応は非常に好評です。ロックダウンや隔離措置が続く中でも、オンラインで学ぶ機会を得られたことに感謝の声が多く寄せられています。

Meet The Tea Farmer(茶農家と出会う) – 渡邉潤

第2回目となる「Meet the Tea Farmer」イベントは、8月26日に開催され、今回のゲスト茶農家は、静岡県島田市の4代目茶農家・渡邉潤さんでした。 渡邉さんのご家族は、100年以上にわたり日本茶の生産を続けており、地域の特色である深蒸し茶を中心に製茶を行ってきました。家業の伝統を受け継ぎながらも渡邉さんは常に実験や革新に積極的で、自らを「ファースト・ペンギン(最初に海へ飛び込むペンギン)」と表現しています。実際、渡邉さんは静岡県内でいち早く抹茶の石臼挽きに取り組んだ一人であり、また、茶畑の上に太陽光パネルを設置した先駆者の一人でもあります。この太陽光パネルは発電を行うだけでなく、茶樹に日陰を与える役割も果たしています。 現在、渡邉さんが取り組んでいる新たなプロジェクトは、蒸し製茶中心の生産から、釜炒り茶生産への転換です。2020年には、かなやみどり品種を用い、釜炒り和紅茶と烏龍茶の試験生産を行いました。北米、ヨーロッパ、日本から参加したイベント参加者は、これら2種類のお茶を試飲する機会に恵まれ、その品質を高く評価しました。渡邉さんは、2021年から本格生産を開始するため、工場に釜炒り機を導入する予定であることも明かしています。 渡邉さんとつながりたい方は、彼の農園「であい農園」のウェブサイトをご覧ください。また、次回のゲスト茶農家についてはイベントページをご確認ください。

Meet The Tea Farmer(茶農家と出会う) – 森崎領

オンラインイベント「Meet the Tea Farmer」は、日本の茶農家が自らのお茶を海外の視聴者に紹介する機会を提供することを目的として始まりました。世界中の茶業関係者やお茶愛好家にとっても、入手困難な高品質の日本茶に出会い、その生産者がどのような人物なのかを知る貴重な機会となっています。 7月29日、私たちは京都・和束町の茶農家、森崎領さんを迎え、初めての「Meet the Tea Farmer」イベントを開催しました。森崎さんは2015年に茶農業を始めた方で、ご家族の中で初めてこの道に進みました。環境工学を学んだ背景を持つ森崎さんは、持続可能な農業を重視し、周囲の環境や自然への配慮を大切にしています。そのため、森崎さんのお茶は化学物質を使用せず、自然な方法でつくられています。 イベント当日、森崎さんは自然栽培の春摘み煎茶と春ほうじ茶の2種類を紹介しました。参加者は日本、ヨーロッパ、北米という3つのタイムゾーンにまたがって集まり、森崎さんの丁寧な説明とお茶への関心の高さから、予定時間を約30分も超えるほど盛り上がりました。森崎さんのお茶は、オンラインショップ「茶園森福」にて購入することができます。 このイベントは毎月開催されており、次回のゲスト茶農家についてはイベントページをご覧ください。

「Meet the Tea Farmer(茶農家と出会う)」イベントのはじまり!

日本の茶業界はこの数年困難な状況にありますが、2020年はパンデミックの影響も相まって茶農家にとって特に厳しい年になりそうです。 茶農家は通常、日本茶の栽培と製茶に専念し、その多くを地域のお茶のオークションを通じて販売しています。しかし需要の減少により、日本茶の市場価格は年々徐々に下落してきました。 2020年の東京オリンピックによって需要の増加が見込まれていたことから、2019年には多くの茶業者が在庫を多めに準備していました。ところが2020年初頭、世界的なパンデミックが発生しました。オリンピックは延期となり、一時的なロックダウンによって多くの茶店が休業を余儀なくされ、さらに、お土産としてお茶を購入することの多い外国人観光客の入国も完全に途絶えてしまいました。 その結果、茶業者は想定以上の在庫を抱える一方で、需要は大幅に落ち込みました。こうした状況が日本茶の市場価格を押し下げてしまっています。夏茶の生産を断念する農家も現れ、なかには生計を立てることが難しくなり、茶農業そのものからの撤退を検討している人もいます。 このような厳しい状況を受け、私たちの団体は2020年夏より、オンラインでの「Meet the Tea Farmer(茶農家と出会う)」イベントを開始しました。これは、茶農家に国際的な発信の場を提供すると同時に、世界中の茶業関係者やお茶を愛する人々と直接つながる機会をつくることを目的としています。海外の参加者にとっても、普段飲んでいるお茶の生産者本人と直接出会い、その背景を知ることができる貴重な機会となります。こうしたつながりを築くことで、茶の専門家や愛好家が入手困難な高品質の日本茶にアクセスしやすくなると同時に、茶農家にとっては新たな収入源の創出につながると私たちは考えています。 イベントの詳細や、次回のゲストとなる茶農家については、こちらのイベントページをご覧ください。

公開グローバル日本茶会

3月25日から私たちのメンバーとともに週に一回のオンラインお茶会を開催してきましたが、4月24日には私たちの初めての公開グローバル日本茶会を開催しました。アメリカ、ドイツ、レバノン、南アフリカ、シンガポールなど世界中から合計15人が参加してくれました。幅広い時間帯をまたいでいるので、なんと朝4時にも関わらず参加してくださる方もいました。   何人かは顔なじみのメンバー、そして何人かははじめましてでしたが、みんなが会話に加わり近況報告や飲んでいるお茶のことについて話しました。シンガポールから参加のJenesta さんは抹茶と煎茶を毎日飲んでいて、彼女の家族も日本茶が大好きなのだと共有してくれました。南アフリカからのMichelle はヨーロッパを通じて日本茶を手に入れていると話してくれました。日本茶が遠い地域にまでひろがっていることを実感でき、とても嬉しく思いました。 オンラインで参加してくださった方々に加えて、日本からの特別ゲストもお迎えしました。和束町役場のくさみずさんときたざわさんはイベント会場となった和束町と和束スマートワークオフィスの紹介をしてくださいました。また、朝日新聞の甲斐さん、京都新聞のもりたさんが取材に訪れ、イベントを記事として取り上げてくださいました。朝日新聞の記事は4月26日に掲載されました。   次の公開グローバル日本茶会は5月15日に開催されます。ぜひご参加ください!