日本茶エバンジェリストプログラム 2023

私たちが開催するプロジェクトの中で日本茶エバンジェリストプログラムは最も私たちに将来に対する明るい希望とワクワクをくれるプログラムでしょう。 このプログラムは2022年にスタートし、留学予定である日本の大学生を対象としています。留学中に、彼ら日本茶エバンジェリストたちは様々な日本茶イベントを留学先で開催し、世界からの日本茶への注目を向上させることを目指します。 2023年のプログラム生はオンラインティーコースを修了することで日本茶エバンジェリスととして羽ばたきます。実践は学ぶことにおいてとても重要なので、オンラインプログラム後彼らは茨城県または京都府にてお茶の栽培と製造過程を現地でより深く学びます。 茨城では、日本茶エバンジェリスト達は吉田茶園を訪れ、一日を茶畑で過ごします。彼らは茶栽培を、日本で最も北部のエリアと最も都会エリアで学びます。また、製茶工場を見学し、新鮮な茶葉がどのようにしてお茶に仕上がるのか学びます。吉田茶園は紅茶作りでもよく知られるようになったので、一日の終わりには緑茶と共に紅茶も味わうことができます。 京都では日本茶エバンジェリスト達がおぶぶ茶苑に立ち寄ります。その日はとても暑かったですが、彼らは茶畑の見学に興味津々です。おぶぶのインターン生らの案内で煎茶工場も見学します。京都は抹茶で有名なので、様々なお茶を試飲した後、日本茶エバンジェリスト達は自分で抹茶を点てることもできます。 お茶の知識とスーツケースいっぱいのお茶を携えた彼らは、これから留学先へと旅立ちます。今後の彼らの旅を追ってみましょう。

日本茶カンファレンス in 京都(2023)

2023年までの数年間、ほとんどの活動をオンラインで行い、それを通して直接会うべきだということをより強く感じました。7月は東京と京都で日本茶カンファレンスを開催し、とても忙しかったです! この「日本茶カンファレンス」は、日本茶に関する先進的な活動を紹介し、日本茶への情熱を共有しあい、繋がりの形成を促すことを目的としています。 京都での2回目のカンファレンスは、7月29日に京都市国際交流会館で開催されました。代表のスズキ・シモナの挨拶から始まり、協会の成り立ちや現在の活動についての説明がありました。その後、このカンファレンスの目玉である、日本茶エバンジェリスト(海外に留学し、留学先で日本茶を普及する様々な活動に取り組んだ日本の大学生)によるグローバルリポートが行われました。会場では留学を終えた2022年度の日本茶エバンジェリスト3名に加え、まだ海外に滞在中の3名がオンラインで発表。さらに、今年の2023年度に留学予定の新しい日本茶エバンジェリスト16名にも会うことができました。 プレゼンテーションの後は、日本茶エヴァンジェリストが淹れた日本各地の受賞茶を味わいながら交流する時間が設けられました。楽しいおしゃべりとおいしいお茶で、時間はあっという間に過ぎていきました。 日本でこのようなイベントを開催するのは初めてでしたが、多くの方に参加していただき、とても嬉しかったです。京都での日本茶カンファレンスでは、政府関係者をはじめ、日本茶の生産者、シェフ、茶器の販売業者、そして日本だけでなく世界中から日本茶を愛する人々が集まり、合計で約70人の方に参加していただくことができました。 日本茶カンファレンスは2024年も開催する予定です!  乞うご期待!

日本茶エバンジェリストプログラム(2023)

2022年に始まった「日本茶エバンジェリスト」とは、日本の大学生に日本茶について一緒に学ぶ機会を提供し、留学先で日本茶の普及に取り組んでもらうプログラムです。昨年の成功に続き、今回でこのプログラムは2回目です。 今年は合計で68名の応募がありました! その中から選ばれた30名の日本茶エバンジェリストは7月から始まるこのプログラムに参加。7月10日から18日にかけて、日本茶の歴史、製造方法、お茶の種類、淹れ方等、合計8時間にわたる日本茶のオンラインコースを受講しました。プログラムの第一部は、特別ゲストである中村頼之教授によって行われました。 オンラインプログラム以外にも、日本茶エバンジェリストたちは、日本茶をより深く理解するために、日本茶カンファレンスに参加したり、茨城や京都でのお茶ツアーに参加したりしています。そして夏の終わりから秋の初めにかけて、彼らは5大陸15カ国以上の留学先へと旅立ちます! 留学中の彼らの活躍に期待!

2023年 日本茶カンファレンス in東京

私たちは以前より、積極的に取り組まれている日本茶の活動にスポットを当て、また日本茶への愛を共有し互いに繋がれる場を作りたいと考えていました。パンデミックの間、人々が直接会う機会はほとんどなく、その距離は離れていました。また、日本茶国際協会の活動もほとんどがオンラインに移行していました。しかし2023年、ようやくその時が到来し、私たちは東京と京都の2カ所で日本茶カンファレンスを開催することを決めました。 その第一弾となる東京での日本茶カンファレンスは、7月22日に東京国際交流会館で開催されました。日本でこのようなイベントを開催するのは初めてのことで、十分な関心が得られるかどうか不安がありました。しかし、実際には70人近い参加者があり、見事成功を収めることができました! カンファレンスは鈴木シモナ理事の挨拶で始まりました。続いて、目玉となる日本茶エバンジェリストら(昨年留学し現地で様々な日本茶イベントを開催した日本人学生)によるグローバルレポートがありました。昨年、日本茶エバンジェリストプログラムに参加した学生は26名で、15カ国に留学しました。東京で開催されたカンファレンスでは、そのうち8名がそれぞれの活動や留学先の日本茶事情について発表しました。また、今年日本茶エバンジェリストプログラムに参加し、今秋から留学予定の14名の学生にも会うことができました。 プレゼンテーションの後、参加者は日本茶を楽しみながら交流する機会を得ました。日本茶エバンジェリストは賞を受賞した日本各地のお茶9種類を淹れ、振る舞いました。参加者の中には政府関係者、国内外の茶業関係者、日本茶に強い関心を持つ愛好家もいました。おしゃべりに花が咲き、イベントの最後の1時間はあっという間に過ぎていきました。 来年も日本茶カンファレンスを開催予定ですので、皆様のご参加を心よりお待ちしております!

日本茶マスターコース(2023年6月)

3年ぶりに日本茶マスターコースを再開することができ、6月後半に第1回目のコースが開催されました。受講生の皆さんは、私たちの大切なメンバーであり、とても大歓迎です! 受講生の中には、すでにお茶を販売している人や、お茶について教えている人もいれば、日本酒やコーヒー、ラーメンの専門家もいました。また、学術的にお茶について研究している人や、新しい道を探し求めている人もいました。   プログラムは月曜日から金曜日の朝から晩まで、お茶に関するアクティビティでいっぱいでした。梅雨の晴れ間を縫いながら、生徒たちはいくつかの茶園や工場を訪れ、2種類の茶道体験にも参加しました。玉露、玉緑茶、釜炒り茶などの緑茶はもちろん、和紅茶やウーロン茶、珍しい後発酵茶など、たくさんのお茶を試飲し、探求することができました。   会場はお茶への熱いエネルギーに包まれ、秋に次のグループを迎えるのが楽しみです!

日本茶エバンジェリスト 2022

日本茶エバンジェリストプログラムは、留学に行く日本人学生に焦点を当てた新しいプログラムです。2022年が初年度の開催でしたが、大成功を収めることができました。 日本茶は古風なものと思われがちで、若者世代は関心を示さないのではないかという懸念がありました。しかし、本プログラムに56人もの学生から応募があり、それは間違いだったことが証明されました。当初は20名の募集を予定していましたが、想定以上の関心の高さに27名までの増員を決めました。 新日本茶エバンジェリストたちは、まず日本茶に関する1週間の集中研修を受け、お茶の歴史、生産、品種、そして淹れ方について学びました。その後、彼らが実際に茶畑を訪問する機会もありました。一グループは京都府のおぶぶ茶苑を、もう一グループは茨城県の吉田茶園を見学しました。 そして、夏の終わりには全員が留学のため日本を旅立ち、日本茶エバンジェリストは合計15カ国・4大陸(ヨーロッパ、北米、アジア、オーストラリア)に広がりました。 1月21日、プログラムは最終の報告会で幕を閉じました。まだ多くのエバンジェリストが留学中のためオンラインでこのイベントに参加し、4時間以上にわたって日本茶のプロモーション活動とホスト国でのお茶に関する発見について発表しました。エバンジェリストの中には、ホストファミリーや大学の友人のために日本茶を淹れた学生もいました。また、数人は大きなイベントで数百人にお茶を振る舞いました! 日本茶エバンジェリストたちの熱意がよく伝わってきた、2023年もこのプログラムを続けることを考えています。詳細は追ってお知らせします。

「日本の茶産地」ビデオシリーズ 最終回

4か月間にわたり日本各地の茶産地を紹介してきた「日本の茶産地」ビデオシリーズは、12月をもって終了しました。シリーズ最後の訪問地は、埼玉県と東京都で、4つの茶産地を巡ることができました。 埼玉県と東京都で生産される「狭山茶」は、日本三大伝統茶ブランドのひとつとして広く知られています。現在、その多くは入間市で生産されています。所沢市は狭山茶の生産量で第2位を誇り、約300年前に新たな農地が開拓されたことで茶の生産が拡大しました。埼玉県の狭山市も一部の狭山茶の産地ですが、「狭山」という市名が決まったのは、茶のブランド名が既に広く知られてからのことでした。そして狭山茶は埼玉県だけでなく、東京都でも生産されています。東京都の東大和市は、日本の中でも最も都市化された茶産地のひとつといえるでしょう。 このプログラムは12月中、毎週公開され、現在はYouTubeチャンネルで視聴可能です。また、12月17日には、1時間のフルプログラムを会員の皆様や出演した茶生産者の方々と一緒に鑑賞する特別イベントを2回開催しました。参加者からは多くの質問が寄せられ、シリーズはとてもにぎやかな雰囲気の中で幕を閉じました。

バイオスティミラント資材の実証実験

バイオスティミラントって聞いたことがありますか? バイオスティミラントとは、植物に対する非生物的ストレスを制御することにより気候や土壌のコンディションに起因する植物のダメージを軽減し、健全な植物を提供する新しい技術です。 (日本バイオスティミラント協議会ホームページより) 現在の農業では、 ①優秀な作物遺伝子資源の開発:品種改良のこと②植物栄養の供給:肥料やりのこと③生物的ストレス(害虫、病気、雑草):除草、農薬散布のこと の制御が品質の良い農産物を生産する作業の中心です。 バイオスティミラントは、それらの3つに加えて、農作物が、発育の過程で受ける生物的ストレスおよび非生物的ストレスを軽減することにより、植物本来が持つポテンシャルを最大限引き出すことを目的とした考え方に基づいて、作られた資材です。 作物は、もともと、種の時点で、収穫時の最大収穫量が遺伝的に決まっています。ところが、発芽時や、苗の時期、開花期、結実期、収穫直前などに、病気や害虫(生物的ストレス)、高温や低温、物理的な被害(非生物的ストレス)により、本来、収穫できるはずだった収量が、非生物的ストレスと生物ストレス(下図の赤と白の)によって減少していくことを示したものが上図です。この減少量のことを、収量ギャップと表現します。このうち、非生物的なストレスによる収量減少を軽減することがバイオスティミュラントの役割です。 (日本バイオスティミラント協議会ホームページより) 今回、スペインの バイオベンチャー企業のバイオレゾン社と共同で、京都府和束町の茶畑にて、バイオスティミラント資材の実証実験をおこないました。 今回、使用したバイオスティミラント資材は、こちらのバイオ増強剤・Algafert。 このバイオ増強剤・Algafertにより、早春の凍霜害を防ぐことを目的としています。 作業自体は、農薬の噴霧とほぼ変わりません。 また散布後も特に変化はありません。(当然ですが。)今春の新芽が萌芽する頃になにか変化が生まれていたら、本当に素晴らしいです。