先月、ポーランドのポズマンでZaparzajポーランドお茶まつりが開催されました。私たちは遠く離れた場所からではありましたが、参加できてとても嬉しく思っています。
2日目には、アンナがzoomにて日本茶に関するライブ講演を行い、日本茶の現状について話しました。イベントに直接参加することができなかったものの、その熱狂は画面越しでも伝わってきました。とても暖かく、素敵な雰囲気の中行われました。イベントの主催者の一人で、お茶通であるMartyna Kubiakさんは八女の2種類ずつのほうじ茶と煎茶を煎れてくださり、イベントをより素敵なものにしてくださいました。参加者の皆さんがそのお茶を楽しみながら、カップの中身について自由に意見を交わしている中でのプレゼンテーションは、Martynaさんの親しみやすくリラックスした進行の雰囲気も相まって、とても和やかで心地よいティータイムとなりました。



さらに、イベントの中のたくさんの企画のうち、13のプログラムは日本茶や日本文化に関するものでした!
お茶愛好家でブロガーのolanta Jonaさんはポーランドでお茶文化を広める活動を行っており、イベントでは白川茶の試飲やわたなべかずまささんが生産したさまざまな品種のお茶の紹介をしました。また、MoyaMatcha は抹茶の点て方と楽しみ方を学ぶワークショップを実施しました。

参加者たちは、裏千家淡交会ワルシャワ寸心協会のメンバーであるUrszula Mach-Brysonさんによる美しいデモンストレーションも楽しむことができました。茶箱を使って、旅先で抹茶を点てるための方法を紹介するもので、お点前の所作や茶道の精神についてのお話も加わり、充実した時間となりました。

折り紙や書道を体験することもできました。さらに、なんとMarcel Ahrenholzさんによる茶杓(木製の抹茶用スプーン)づくりのワークショップもありました。

Dobrejherbaty のショップを運営するMurat Kornaevさんは、黄金みどり、碁石茶、石鎚黒茶といった、あまり一般的ではない日本茶の試飲を提供しました。RisheTea のAreekさんは、日本茶の世界における慣行栽培と有機栽培の違いについて解説し、参加者との議論を深めました。

また、イベントには日本からの特別参加として、愛知県西尾の茶農家・近藤清悟さんが登場しました。近藤さんは複数のトークやワークショップを行いました。ひとつは、茶畑の管理や日々の作業、そして茶葉の加工についてのお話。もうひとつは、碾茶についてのセッションで、石臼を使って碾茶から抹茶にする実演も披露されました。さらに、抹茶がどのように作られるのか、どの品種が使用されるのか、緑色の鮮やかさがなぜ重要なのか、そして抹茶の品質に大きな違いが生まれる理由についても詳しく説明されました。

最後に、陶芸家であり茶器アーティストでもあるAndrzej Beroさんが、茶碗や湯呑の焼成方法を参加者に紹介しました。焼成前には、参加者自身が茶碗や湯呑に手を加えてオリジナルの作品に仕上げることもでき、特別な体験となりました。

とてもたくさんの面白いお茶の企画であふれていました。次回はぜひ対面でイベントに参加したいです!!
すべての写真はZaparzajさんより。

