農家さんに会おう – 栗原悠次

10月28日開催の月例イベント「農家さんとの交流会」では、福岡・八女で4代続く茶農家・栗原悠次さんをゲストにお迎えしました。 栗原さんは兄と共に家族経営の茶園を営み、玉露、煎茶、和紅茶、ほうじ茶、玄米茶など多様な茶葉を生産されています。そのいくつか、特に玉露は、伝統的な製法で栽培されており、天然の藁で覆いを施して手摘みで収穫されます。 イベントで、参加者は栗原さんの煎茶と玉露を試飲できました。煎茶は「やぶきた」品種で、樹齢16年の茶樹から作られています。摘み取りは旧暦88日目(茶摘みの最良期とされる日)に行われました。 煎茶を二度淹れた後、栗原さんの玉露を頂きました。これは特に特別な玉露で、2020年に福岡県大会で1位、全日本大会で2位を獲得しています。この玉露は、樹齢10年で最も生命力に満ちた茶樹から、30人の女性茶摘み手によって手摘みされました。参加者の一人は「味わいが非常に豊かで、口あたりが実際より強く感じられるほどだった」と語りました。 栗原さんの茶葉をお求めの方は、茶園「栗原製茶」のウェブサイトをご覧ください。次回ゲストの情報は、イベントページでご確認いただけます。  

100人のパイオニア・メンバー

現在、「パイオニア・メンバー」100名を募集しています! メンバーシップ・プログラムは私たちの組織の中核的存在です。世界中とのコラボレーションを通じ、日本茶の世界に新たな成長を呼び起こすという私たちの使命を果たすうえで、重要な役割を担っています。コラボレーションを通して団結することで、国内での日本茶需要の減少や、海外での日本茶へのアクセスの悪さなど、国内外で日本茶が直面している様々な課題に、私たちが一丸となって取り組むことができると信じています。 多くのメンバーが変革の起爆剤となり、日本茶業界に新たな活力をもたらすことができると信じ、2019年10月よりメンバーシップ・プログラムを開始しました。その後、約100名の方に有料・無料会員として登録していただき、今では約1000名の方に当協会のネットワークに所属していただいています。 この度、新たにパイオニア・メンバーを募集します。ティーフェローまたはティーカタリストレベルで入会された最初の100名の方には、日本茶界の変革を牽引し、支えた最初のメンバーであることを示す「パイオニアメンバー」のステータスを贈呈します。 パイオニアメンバーは、ティーフェロー、ティーカタリストとしての特典に加え、パイオニアメンバーボードにプロフィールを掲載し、ウェブサイト上で詳細な活動を紹介することができます。一例として、パイオニアメンバーであるドイツのHorenso Consultingからきた Susanneと、スウェーデンにあるJapanese Tea Hubからきた Xeniaの記事を是非ご覧ください。   パイオニアメンバーとしてのご参加をお待ちしております!

しぼりだし

先日、日本の伝統的な茶器で「しぼりだし」という物を、滋賀県の「信楽」という場所で買ってきました。しぼりだしの起源は急須より古く、中国の蓋碗から進化したらしいです 「お茶のエキスを最後まで絞り出せる」から「絞り出し」という名前がついたとの事。自分が買ってきたのはこの二つ その表面はツルツルした箇所とざらざらした箇所の二つに分かれていて、特にざらざらした部分は、フタの滑り止めの役割も果たしている。機能的! 信楽はたぬき人形でお馴染みの焼き物の街ですが、しぼりだしはこの街でも数が少ない茶器なので、何軒かお店を回って、やっと買えました! 伊澤龍一

ベルリン ティーフェスティバル 2019

先週末、ベルリン ティーフェスティバルが開催されました。私たちは既に大きな期待を抱いていたにも関わらず、実際のイベントはそれをはるかに上回るものでした! この美しいフェスティバルのために、驚くほど温かく幅広いお茶のコミュニティがベルリンに集まりました。50以上の出展者やアクティブな企画、60以上のプログラムがあり、1000人以上の参加者が集まりました: チェコ共和国、ポーランド、フランス、ベルギー、スイス、オーストリア、北欧諸国、イタリア、さらには中国、台湾、そして…日本まで! 多くの見どころがありましたが、ここでは私たちの中心的トピックである「日本茶」に焦点を当てたいと思います! 私たちの友人であり、日本茶の専門家でもあるジェニファー・スワンは、「お茶と持続可能性」というテーマで講演を行い、日本における有機農業と慣行農業の違いや、あらゆる観点(農業、植物、茶農家、認証、消費者…)から見たその意味するところを力強く伝えました。40人近くの参加者がこの講演に参加し、GJTeaメンバーのアナは森井農園(京都府・加茂)の有機煎茶を淹れました。 出展者の中には茶農家から高品質の日本茶を直輸入しているYutaka Teeの姿もありました。フェスティバルが終わり皆が片付けをする中、溌剌とした人々がクリスの周りに座ってもっとお茶を飲みたいと言い、最後に残るうまみを飲まずして帰ろうとしなかったのは特に素晴らしいことでした。日本茶インストラクターで鑑定家のタイアス・ソーセンも、日本茶に関する英語の新刊を携えてフェスティバルを訪れていました! Tee Feinkost では、驚くことにタン氏が濃茶のテイスティングを行っていました。そして最後に、ベルリンの新しい紅茶会社であるBerliner Tea は、茶葉の他に、無料で茶葉のタトゥーを彫ってもらえるタトゥーアーティスト、モダンスタイルの西洋風芸者、未来を感じさせるほうじ茶の自動焙煎機など、非常にオルタナティブな趣向を会場に持ち込んでいました。 ベルリン ティーフェスティバルは1日しか開催されないが、その近日中には1週間にわたって様々なイベントが開催されました。フェスティバルの翌日は日本茶に関する3つのイベントが行われました: ・上田宗箇流の伝統を受け継ぐ茶道家・タン氏による茶会 ・Fortune’s Exploitsのアンネ・パウラク氏による「Breathing Tea – a contemporary […]

日本茶マスターコース – 秋 2019

日本茶への関心の高まりを受け、今年は日本茶マスターコースを2回開催し、第2回は9月に行われました。9月は日本の台風シーズンと呼ばれるため天候が不安定になりがちですが、幸い今年は中断なく実施できました。 今回のコースは満席となった上に、さらに多くの参加希望者がいました。そして、驚くべきは非常に興味深く個性豊かなグループだったことでした。大学教授数名、茶農家の方々、そして多くのお茶の専門家や志願者をお迎えしました。 2週間にわたり、受講生たちは日本茶の全てを体験しました。手摘みと機械による収穫という二つの摘み取り方法、伝統的な手揉み製法と釜煎り製法という二つの加工方法を学びました。今回はさらに、煎茶、玉露、抹茶、ほうじ茶など、個々の日本茶の種類についても深く掘り下げました。加えて、日本茶文化の側面についても学び、二種類の茶道を体験しました。修了式では多くの受講生が感動の涙を浮かべ、頬に光る涙が見えました。 来年は4月、5月、7月、9月の計4回開催を予定しています。詳細については近日中にウェブサイトでお知らせします。

日本茶AWARD 2019

日本茶AWARDは日本茶の大会で、煎茶、玉露、釜炒り茶、ほうじ茶、そして自由部門など様々なカテゴリーのお茶の中から一番を決めます。   勝者はいくつかの段階の評価を経て決められます。最初の2段階はお茶の専門家によって評価され、3段階目は一般消費者によって勝者が決められます。日本茶の認知度向上のため、3段階目は海外でも行われます。   今年で6回目の大会開催となります。合計で463のお茶がエントリーし、今回はじめて海外からの日本茶の出品がありました。   最初の評価は8月下旬に静岡にて行われ、150のお茶が選出されました。   2段階目の評価は9月初旬に京都にて行われました。50人以上の茶産業に携わる方々が参加し、このイベントの運営に協力しました。静岡で選ばれた150のお茶を7時間以上かけて評価し、20の候補に絞り込みました。   3段階目の評価は10月から11月の間に実施され、8の都道府県とベルリンでも行われる予定です。勝者は12月1日のTOKYO TEA PARTYで発表されます。このイベントは一般公開されているため、来場できる方は一位に選ばれたお茶を飲むことが出来ます。

Eighty° の新刊発売

世界中の人々がお茶を楽しみ、その魅力にますます関心を抱いています。お茶に関する新たな書籍が登場するのは大変喜ばしいことです。 『Eighty°』は2019年に創刊された新鋭のお茶に関する雑誌で、お茶にまつわる様々な物語を集めて一冊にまとめています。数多くの茶産地、多様な種類のお茶、そして様々なお茶に関する体験を網羅しています。楽しいお茶の読み物で日々を彩りたいお茶愛好家必携の一冊です。 9月に第2号を発行した当誌では、今回は日本茶に関する内容が大幅に拡充されました!さらに、当協会の共同創設者兼代表が本号に寄稿したことも誇りに思っております。 『Eighty °』第2号では日本茶文化を特集し、複数の茶産地を紹介しています。特に取り上げられているのは、煎茶と抹茶という二種類の日本茶です。一方は非常に一般的でありながらやや忘れられがちで、もう一方は非常に希少ながら今まさに流行の最先端にあります。日本の茶道やお茶文化にまつわる哲学についても深く掘り下げています。日本国外ではブラジルや南アフリカなど、他の茶産地にも足を運んでます。 本書籍はこのウェブサイトから直接購入できます。  

日本茶マスターコース2019夏

日本茶への注目は過去数年間で高まり続け、より深く学びたいと考える人が増えています。Japanese Tea Master Course は、日本茶の世界に英語でどっぷりと浸かり、体系的に学ぶことができる、ほぼ唯一の機会だと言えるでしょう。本講座は今年で3回目の開催となり、今年からは Global Japanese Tea Association が運営を担当しています。   講座は6月最終週から7月第1週にかけて開催されました。参加者は、アメリカ、フランス、スペイン、シンガポール、インドネシアといった5か国から集まった8名で、非常に多文化的なグループでした。参加者全員が、すでにお茶に関わる仕事をしているか、あるいは今後さまざまな形で日本茶に関わっていきたいと考えている人たちでした。 京都・和束町での滞在中、受講生たちは、手摘みによる茶摘みや摘採機を使った収穫など、さまざまな茶葉の収穫・製茶作業を体験する機会を得ました。また、複数の製茶工場を見学し、地元の茶農家と交流するとともに、自らお茶の加工を行う体験もしました。さらに、日本茶文化を実際に体験することも本講座の重要な要素であり、受講生は日本の茶道に参加したほか、非常に幅広い種類の日本茶を試飲し、飲み比べを行いました。参加者の一人であるクリスは、この講座を「日本茶を本当に優れたかたちで、かつ徹底的に探究できる体験だった」と語っています。 今年は本講座を2回開催予定で、2回目は9月の最初の2週間に実施されます。来年は、さらに多くのコースを提供できるよう計画しており、日程についてはぜひこちらでご確認ください。いつか皆さまをお迎えできることを楽しみにしています!