2024年 日本茶カンファレンス in東京

現在、人々の日本茶への関心は薄れ、厳しい時代に直面しています。しかし、日本茶を強く愛し、その明るい未来を作ろうと挑戦している人たちがいます。この挑戦をサポートするため、私たちは革新的な日本茶の取り組みに焦点を当て、またお茶を愛する人々が繋がれる場を提供することを目的として2023年に日本茶カンファレンスを立ち上げました。2024年は2回目の開催で、第1回は7月21日に東京で開催されました。

今年のカンファレンスはより幅広い取り組みに着目したイベントとなりました。シモナ理事のウェルカムスピーチに始まり、日本茶イノベーターたちによる3つの基調講演が行われました。

抽出舎の小山和裕氏は、使いやすい道具、インタラクティブなお茶のコンテスト、情報メディアなどを通じて、日本茶をより身近なものにすることについて語りました。TOKYO TEA JOURNALの谷本幹人氏は、次世代に住みやすい世界を残すための農業への配慮型アプローチについて強く伝えました。最後に、株式会社TeaRoomの岩本涼氏は、講演で茶産業と茶文化を結びつけることの重要性を強調しました。

基調講演の後は、日本茶エバンジェリストプログラムに参加する大学生に焦点が当たりました。日本茶について学び留学した学生らは、留学先で日本茶を広めた経験について紹介しました。

カンファレンスの最後には、日本各地の12種類のお茶を集めたティーパーティーが開かれました。日本茶エバンジェリストたちが淹れた美味しくてユニークなお茶を楽しみながら、参加者たちは熱心に交流し、互いに心を通わせました。松本理事の感動的なスピーチで幕を閉じ、参加者は感動と絆を深めました。