ベルリンお茶まつり2024

第五回目を迎えたベルリンお茶まつりに今年も参加することができ、とても嬉しく、すべての瞬間を楽しみました。数々の魅力的なワークショップ、講演、ティーテイスティング、イベントの中でも、特に日本茶に特化した内容が多かったことに喜びを感じました。また、国際日本茶協会のメンバーや、私たちの「日本茶エヴァンジェリスト」プログラムの学生2人を含む、懐かしい顔ぶれや新しい友人たちと再会できる貴重な機会となりました。一緒に時間を過ごし、美味しいお茶を楽しむことで、この体験は本当に特別なものとなりました。 このお茶まつりは、11月22日から24日の間、ドイツ・ベルリンにある美しいハイリヒ=クロイツ教会で開催されました。初日の金曜日に、茶業関係者を対象とした「ベルリンティーカンファレンス」で幕を開けました。和の香の創設者である大塚佳寿子さんが、熊本県での和紅茶生産や地域政府との協力による地域活性化についての興味深い講演を行いました。彼女には梶原敏弘さんも同行しており、このお茶まつりのために日本からはるばる訪れていました! 土曜日はメインイベントが開催され、参加者は多様なお茶の販売業者や茶器アーティストとふれあう機会がありました。日本茶のラインナップも非常に充実しており、定番のKeiko Teas、抹茶に焦点を当てたAiya、高品質な商品を提供するYoshi EnやKOSなどが並んでいました。また、ドイツ発で現在は英語版もある「T」マガジンも出展しており、日本特集(鹿児島に関する特集や抹茶特集を含む)が掲載された最新号を参加者は購入することもできました。さらに驚いたのは、Unearthed Galleryが次回の展覧会を宣伝していたことです。その展覧会では、ティーフェローのメンバーであるKyle Whittingtonさんと彼の仕服アートが展示される予定で、12月7日から14日までミュンヘンで開催されます。Kyleさんはオープニングイベントで茶道を披露する予定とのことです。 私たちのハイライトは、日本から来られた懐かしい顔ぶれとの再会でした。その中には、熊本の和の香のチームと梶原さんがおり、彼らは「水俣和紅茶」をPRしていました。ベルリン在住の日本茶インストラクター、田辺結美さんの協力もあって、彼らのブースは試飲や購入を楽しむ来場者で常に賑わっていました。 提供されたワークショップの中には、Yoshi Enによる玉露のワークショップ、Aiyaによる抹茶の淹れ方とその健康効果についてのセッション、そしてKeikoによる緑茶に含まれるテアニンについてのセッションがありました。また、Tee Kontor KielさんとMarimoさんは、ビデオドキュメンタリーシリーズ「Faces Behind the Tea」を取り入れた興味深いセッションを提供しました。このセッションでは、様々な日本の地域で活躍する茶生産者たちの独自の視点を紹介し、試飲体験も含まれていました。このシリーズは、彼らのYouTubeチャンネルで視聴可能です。 私たちは、このフェスティバルで協会についてのプレゼンテーションを行いました。今回は日本茶業界の革新者やインスピレーションを与える人物に焦点を当てました。日本茶産業の衰退は深刻な課題ですが、日本各地で情熱と創造性の火花が見られ、それが日本茶の未来を形作っています。約25名が私たちの講演に参加し、準備したお茶を楽しんでいただきました。ティーフェローのメンバーである LiliaさんとNormanさんが、素晴らしいお茶の淹れ方と裏方でのサポートを見事にこなしてくれました。提供したのは、3つの異なる町で育てられた、農薬や肥料を一切使わずに生産された3種類のユニークな物語を持つお茶でした。最初のお茶は、奈良県東吉野で服部嗣人さんが70年ものの茶樹の番茶の葉を使って作った深煎りほうじ茶です。この若い茶農家は、和紅茶や白茶の生産などの実験で知られています。2つ目のお茶は、奈良県山添村のみとちゃ農園からの茶花で香り付けされた珍しい釜炒り茶でした。この農園は釜炒り茶に注力しており、煎茶などの伝統的なお茶と並行して、革新的なお茶作りで注目されています。3つ目のお茶は、京都府加茂のDOIT!FARM!からの煎茶です。この農園の若いオーナーは、約10年前に季節労働者としてお茶の仕事を始め、その後、自分の茶畑を持つ決意をしました。現在では、和紅茶の生産を含む茶作りの実験を楽しんでいます。 素晴らしい一日を締めくくるために、私たちのメンバーの何人かとディナーを楽しみました。一緒に時間を過ごせたことは本当に嬉しいひとときでした! 日曜日には、お茶まつりは市内各地でのイベントへと広がりました。「Faces Behind the Tea」の上映会がシネマで行われ、シリーズに登場する5人の生産者が手がけたお茶を試飲できるテイスティングが併せて開催されました。Teefeinkost […]

日本茶マスターコース 2024年10月

日本茶マスターコースは、日本茶の真髄を体験できるユニークなコースです。2024年には、私たちはこのコースを2回開催することができ、2回目は10月初旬に行われました。暑く湿度の高い夏を経て、少しの雨が降ることはありましたが、10月の天気はようやく涼しくなり、京都市と周辺の茶産地を探索するには完璧な気候となりました。 世界中から10人の学生が参加し、その中にはブラジルやアルゼンチンなど遠くから参加してくれた学生もいました。多様な文化背景を持つ学生たちでしたが、10日間の旅を通じて中を深めることができました。コースでは日本茶のさまざまな側面を掘り下げ、異なる茶葉を味わい評価する機会に恵まれ、さらに茶の成分や水について実験することもありました。抹茶や煎茶の伝統的な茶道体験も、日本茶の文化的な根幹に対する理解を深める助けとなりました。 また、コースにはいくつかの茶工場や茶業関連の企業を訪れるプログラムも含まれており、学生たちは小規模と大規模な運営、伝統的と現代的な方法の両方について学び、日本の茶産業に対する理解をさらに深めることができました。最後には、2023年の卒業生とカナダのTea Catalysts(現地講師)が参加し、多文化的で世代を超えたつながりを育むことができました。 2回目のコースが終了した今、来年の準備を進めています。コースの日程は2025年1月に発表予定です。またお会いできることを楽しみにしています!

2024年 日本茶カンファレンス in京都

現在、日本茶が数々の試練にさらされていることは周知の事実でしょう。しかし、そのことがまた、日本茶を目新しく創造的な方法で探求することを促しています。2023年、私たちは日本茶に関する革新的なプロジェクトを紹介し、お茶に関心のある人々が繋がれる場を提供するため、日本茶カンファレンスを立ち上げました。そして2024年、再び日本茶カンファレンスを開催し、その第2回は7月28日に京都で開催されました。 今年はプログラムを拡大し、3名の日本茶イノベーター(日本茶のプロフェッショナル)を招聘しました。彼らは異なる視点から日本茶を探求し、日本茶業界に新たなインスピレーションをもたらそうとしています。 中村栄志氏(売茶中村)は、冷凍技術で茶業界を変えることについて語りました。通常、日本茶は収穫後すぐに蒸し、圧延、乾燥技術を使って加工されます。一方、冷凍するとお茶の加工を一年を通して分散させることができるため、生産者のストレスを軽減し、一年中新鮮なお茶を消費者に提供することができます。 政所茶縁の会の山形蓮氏は、歴史ある茶産地を守ることの重要性について語りました。数年前、お茶の世界に足を踏み入れたばかりの山形さんは、滋賀県の山間にある美しい政所に魅了されました。ほとんどの茶産農家が収穫技術を取り入れる中、政所のお茶は昔ながらの製法で作られており、山形さんはそれを守るため、地域の人々をまとめあげました。 最後に、mirume深緑茶房の松本壮真さんは、美味しいお茶を日常生活で身近なものにする必要性を強調しました。mirume深緑茶房では、朝ボトルプログラムを通じてこれを実現しようとしており、会社員らが通勤時に高級茶葉を使ったペットボトルのお茶を借り、帰りに返却できるような取り組みとなっています。 プレゼンテーション後の休憩時間には、参加者が実際に2つの特別なお茶、冷凍和紅茶と政所の番茶を試すことができました。その後、日本茶エバンジェリストプログラムに参加し、留学前に日本茶について学んできた大学生たちにフォーカスが移りました。会場に来ていた学生もいれば、留学先からオンラインで日本茶広報活動の体験について報告した学生もいました。 カンファレンスの最後には、日本各地の12種類のお茶を集めたティーパーティーが開かれました。参加者は日本茶エバンジェリストらが淹れたユニークで美味しいお茶を味わいながら、交流やおしゃべりに花を咲かせました。そして、イベントは松本理事の歌と感動的なスピーチで幕を閉じました。

2024年 日本茶カンファレンス in東京

現在、人々の日本茶への関心は薄れ、厳しい時代に直面しています。しかし、日本茶を強く愛し、その明るい未来を作ろうと挑戦している人たちがいます。この挑戦をサポートするため、私たちは革新的な日本茶の取り組みに焦点を当て、またお茶を愛する人々が繋がれる場を提供することを目的として2023年に日本茶カンファレンスを立ち上げました。2024年は2回目の開催で、第1回は7月21日に東京で開催されました。 今年のカンファレンスはより幅広い取り組みに着目したイベントとなりました。シモナ理事のウェルカムスピーチに始まり、日本茶イノベーターたちによる3つの基調講演が行われました。 抽出舎の小山和裕氏は、使いやすい道具、インタラクティブなお茶のコンテスト、情報メディアなどを通じて、日本茶をより身近なものにすることについて語りました。TOKYO TEA JOURNALの谷本幹人氏は、次世代に住みやすい世界を残すための農業への配慮型アプローチについて強く伝えました。最後に、株式会社TeaRoomの岩本涼氏は、講演で茶産業と茶文化を結びつけることの重要性を強調しました。 基調講演の後は、日本茶エバンジェリストプログラムに参加する大学生に焦点が当たりました。日本茶について学び留学した学生らは、留学先で日本茶を広めた経験について紹介しました。 カンファレンスの最後には、日本各地の12種類のお茶を集めたティーパーティーが開かれました。日本茶エバンジェリストたちが淹れた美味しくてユニークなお茶を楽しみながら、参加者たちは熱心に交流し、互いに心を通わせました。松本理事の感動的なスピーチで幕を閉じ、参加者は感動と絆を深めました。

日本茶マスターコース(2024年6月)

3年ぶりに日本茶マスターコースを再開することができ、6月後半に第1回目のコースが開催されました。受講生の皆さんは、私たちの大切なメンバーであり、とても大歓迎です! 受講生の中には、すでにお茶を販売している人や、お茶について教えている人もいれば、日本酒やコーヒー、ラーメンの専門家もいました。また、学術的にお茶について研究している人や、新しい道を探し求めている人もいました。   プログラムは月曜日から金曜日の朝から晩まで、お茶に関するアクティビティでいっぱいでした。梅雨の晴れ間を縫いながら、生徒たちはいくつかの茶園や工場を訪れ、2種類の茶道体験にも参加しました。玉露、玉緑茶、釜炒り茶などの緑茶はもちろん、和紅茶やウーロン茶、珍しい後発酵茶など、たくさんのお茶を試飲し、探求することができました。   会場はお茶への熱いエネルギーに包まれ、秋に次のグループを迎えるのが楽しみです!

プラハ ティーフェスティバル 2024

2月24日ー25日に第2回プラハティーフェスティバルが開催されました。さらに、イベント開催中の1週間はプラハにあるティーハウス周辺で様々なお茶の催しがありました。このフェスティバルの企画者 Agha さんのおかげでイベントの質はどれも非常に素晴らしい出来栄えでした。 このフェスティバルには多くのティーメンバーが参加するので、もちろん私たちも見逃せません! イベントでは、多くの素敵な催しがありました。そして、名だたる出展者や茶陶アーティスト達は、ヨーロッパからそしてヨーロッパ以外からチェコ共和国に駆けつけた沢山のお茶愛好家をワクワクさせていました。お茶愛好家にとってこのイベントは見どころが沢山あり、本当に語り三昧です!ただまず最初は私たちのお気に入りのトピック:日本茶に注目しましょう。 私たちは長崎いけどき代表者かつGJTea仲間のMarjolein Raijmakersさんと一緒に出展しました。彼女は長崎の東彼杵で採れるお茶を広めるためにヨーロッパ各地を周っていました。玉緑茶はここでの主役の一つかつそのエリアの名産品です。ブースではそれに加え、さまざまなほうじ茶の個性と温かさが、多くのお茶愛好家の心を魅了していました。また、不良品のお茶を使って染められた手拭いは早くも売り切れ間近でした! Rishe TeaのAreekさんはチェコ共和国でのお茶フェスティバルの常連さんです。彼は日本の茶産地を旅しておられ、彼のブースでは日本の有機栽培緑茶が綺麗に並べられていました。彼についに対面で出会えたのは光栄な限りです! 私たちの友、フィンランドにあるNari Teaを営むYilingさんとPatrickさんは白い茶葉で作られた煎茶を持参し、さらに日本で開発された真新しいドリッパー「ときね」は完璧な出来栄えでした。試すのが待ち遠しいですね! 日本茶インストラクター・スペシャリストのOscar Brekellさんはわざわざ日本からこのフェスティバルに駆けつけたそうです。彼はオリジナルブレンドティー「Senchaism」コレクションを出展していました。さらに、彼は煎茶のワークショップを4回開催し、そこでは昔ながらの焙烙を使ったほうじ茶を炒るデモンストレーションで観客に感動を与えていました。 さらに、ドイツから参加のKEIKOではオリジナルセレクションである抹茶と煎茶の催しがありました。 上田流和風堂の練習生Flora Grimaldiさんは濃茶のデモンストレーションとともに、濃茶と薄茶の違いについて語りました。 日曜の午後、私たちは国際日本茶協会を紹介する機会がありました。Annaさんが私たちのミッション・5年間での活動と活躍を共有する中、他のメンバーは日本茶を観客に振舞いました。約40人がこのイベントの開催場である素敵なシアターロームに集まりました。彼らは私たちがコラボしている茶農家さんが作った3種類のお茶を堪能しました。最初にうてな茶屋のほうじ茶、続いて吉田茶園の和紅茶、最後にSAMURAI teafarm 牧之原山本園と勝間田開拓茶農協のアロマ煎茶を提供しました。 今回のフェスティバルを私はとても満喫しました。私たちのハイライトの一つはなんといっても温かいティーコミュニティでした。フェスティバルを通して、多くの私たちのメンバーに出会えたこと、そしてブースや講演中での彼らの積極的なサポートと活躍は素晴らしものでした。全体で22名の世界日本茶協会のメンバーがこのイベントに参加しました。ほとんどのメンバーはヨーロッパから参加し、時にはカナダから駆けつけてくださった人:Lee教授(私たちの初代メンバーの一人!)もいました。何人かは以前お会いしたことのある方々で、また再会できて嬉しかったです。その他のメンバーはオンラインでしか会ったことがなかったので、このイベントでついに対面で彼らと出会えました!!彼らとおしゃべりしたり、お茶を一緒にしたり、時にはディナーに行ったりと充実した時間を過ごしました。私たちは次のティーイベントを楽しみにしています!! Sofie Vercauterenさん, […]

国際日本茶協会 5周年記念

2024年1月31日、日本茶協会は記念すべき5年目を迎えました!私たちはこれまでにご支援・励ましのお言葉を下さった皆さんに感謝の気持ちで一杯です。 この記念すべき日を祝うために、私たちは3つの記念イベントを開催しました!50カ国を超えるメンバーを持つグローバルな団体なので、皆さんを一斉に集めることは簡単ではありません。ということで、私たちは京都にある新しいオフィスでの対面イベントと二つのオンラインイベントを今回は異なる時間帯に実施しました。 京都でのイベントは1月27日に、最初に開催されました。京都だけでなく茨城県や横浜といった遠方からも、メンバーや支援者様がこのイベントのために参加してくださいました。イベントでは、今までの国際日本茶協会の軌跡:過去、現在、将来を参加者と振り返りました。もちろん、たくさんのお茶、スイーツ、そしてお酒も一緒に満喫しました。 オンラインイベントは1月31日ー国際日本茶協会がちょうど5年前に設立された日ーに開催されました。参加メンバーは世界中から(アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、スペインなど)集結しました。5年間を振り返った後、私たちはお茶やお菓子についてのおしゃべりに加え、京都オフィスのバーチャルツアーも行いました。 5年間を振り返ってみると、ここまでの道は本当に大変でした。コロナパンデミックがこの期間の半分以上を占めたため、私たちは何度もコースを調整・変更する必要がありました。一方で、この試練があったからこそ、私たちは積極的に新しいことにも挑戦することができました。その挑戦がなければ、私たちの今はないでしょう。 多くのオンラインティープログラムはコロナ時にスタートしました。その中の初級コース、中級コースはこれまでになんと200名以上の方が参加しています。のちにこれらのプログラムは私たちがもともと計画していた対面でも開催され、今では8ヶ国で対面コースが実施されています。 また私たちは、日本茶業中央会からのご支援により特別プロジェクトも開催できました。そのうちの一大プロジェクトとして、日本茶マラソンがあります。日本茶マラソンは東京オリンピック2021に合わせて開催され、15日間で15の茶産県を紹介するというものです。毎日200ー300名ほどが参加し、多くの参加者から思い出に残るイベント!との嬉しい声をいただきました。 2022年、私たちは海外留学予定の大学生を対象とした日本茶エバンジェリストプログラムを開始しました。このプログラムを通して、彼らは海外留学先でのお茶紹介だけでなく、日本茶についてじっくり学ぶことができます。2年間で57名の学生を迎え、今年も更なる学生を迎え入れる予定です。 そして、最も新しいプログラムは2023年に東京と京都で開催された日本茶カンファレンスです。オンラインにて多くのイベントを実施してきた私たちですが、対面での開催の必要性を実感しつつありました。今回の日本茶カンファレンスは参加者をつなげると共に日本茶の素晴らしい進歩にも注目をしました。 グローバルコラボレーションを通して、日本茶を世界中に広めるというミッションと共に、私たちは将来へと更に歩みを進めています。日本茶を学ぶ機会を世界中の人に提供することの大切さを胸に抱き、様々な国・言語でティーコースを開催できるよう日々励んでいます。また、日本の若者達に日本茶に触れる機会を提供することも合わせて重要です。なので、私たちは日本茶エバンジェリストプログラムをこれからも拡大させていきます。そして最後に、私たちは国内と世界を繋げ、オンラインでのメンバーが交流する場やお茶の対面コンファレンスといった、世界中の人々が交流し、新しいアイデアを分かち合う場を作り続けていきます。 まだまだやることは沢山あります。一緒に日本茶の明るい将来を作り上げていきましょう!

日本茶マスターコース 2023年10月

第二回日本茶マスターコース2023が10月に開催されました。たくさんの面白いお茶ツアーと数え切れないほどのお茶で、まさにお茶三昧でした! 4つの大陸から参加した12人の生徒は京都に集結しました。皆さん個性豊かで、何人かはすでにお茶のお仕事をされている方でした。おもてなしやアカデミアといった面からお茶と関わられている方、何か新しいことに挑戦したくて参加した方もおられました。彼らは2週間一緒に日本茶と日本のお茶文化を勉強しました。 そしてもちろん、たくさんの学びがそこにはありました!このコースは授業と茶園訪問の連携コースでした。私たちは著名なお茶のプロの方々に来ていただき、彼らの経験と知識を披露していただきました。生徒たちは伝統的な手動お茶揉み機を体験し、煎茶道(煎茶版の茶道)にも参加しました。そして、お茶研究機関を訪れたりとたくさん体験する機会がありました。数えきれないお茶を毎日いただき、2週間はあっという間に過ぎました。 これは2023年最後のマスターコースでしたが、私たちはまた2024年に開催する予定です。詳細はまた近いうちに!お見逃しなく〜