花見といえば、春になるとよく目にする「花見団子」。
「花より団子」という言葉にもあるように、つい花より食べ物に心が向いてしまうのもお花見の楽しさのひとつ。
そんな気軽さも含めて、春の風物詩といえるでしょう。
何気なく食べているこの三色団子ですが、実はその色の並びにはちょっとした意味があるのをご存じでしょうか。
一般的な花見団子は、ピンク・白・緑の三色。
この配色は見た目のかわいらしさだけでなく、季節の移ろいを表しているといわれています。
ピンクは満開の桜、白は冬の名残である雪、そして緑は芽吹いたばかりの新緑。
それぞれが春へと向かう自然の変化を表現しているのです。
つまり、花見団子は「冬から春へ」という時間の流れを一串で楽しめる和菓子。
お花見の席で味わうことで、目に映る風景とお菓子の意味が重なり、より季節を感じられるのも魅力です。
今年のお花見では、ぜひ団子の色にも少し注目してみてください。
いつもの一串が、少し違って見えてくるかもしれません。
シンプルな味わいの花見団子、香り高い煎茶とのマリアージュが楽しめそうです。
ぜひお試しくださいね。

