世界お茶まつり2025レポート

2025年10月24日、25日にチームメンバーのMachiとAnnaが静岡で開催された世界お茶祭りに参加してきました。

このイベントはお茶の魅力を国内外に発信すべく、2001年に国内初の茶の総合博覧会としてスタートしてから3年に一度開催しており約20の国と地域から茶業関係者が参加するお茶の祭典です。今年で9回目となりますが、2022年に行われた前回は、20の国と地域から過去最多の約74万人が来場したそうです。

今年も、二日間参加した印象としては、日本人以外の方をたくさん多く見かけました。英語での情報や案内が少ないにも関わらずです。そして例に漏れず、私たちのメンバーたちも世界中からこの祭りのために来日していました。間違いなく世界中のお茶好きが集まる国内最大のお茶祭りです。

4日間にわたるこのイベントでは、お茶に関する様々なブースやセミナー、シンポジウム、大会、様々な流派や国のお茶会が用意されています。

今日は参加した感想と共にその内容をシェアしますね。

まず、会場の外からその祭りは始まっています。お茶に関係するフードトラックや、お茶サウナを通り過ぎるとワールドOCHAマーケットというお茶の総合見本市があります。屋内外で128の様々なブースが出展しており、商談ブースも設けられています。『輸出対応可能』などと表記されているブースもあり、海外への展開に力を入れているかどうかわかりやすくなっていました。茶農家や販売者と会話をしながら試飲ができ、お茶好きならウキウキする光景間違いなしです。

個人的には美味しい煎茶をたくさん楽しめたのはもちろんのこと、桃の香りがする和紅茶や日本酒樽・ウイスキー樽で熟成されたお茶が面白かったです。

日本茶以外にも、台湾、中国、韓国、ベトナム茶、スリランカ茶などの販売も見られました。茶器やスイーツの販売もありましたよ。

同じフロアでは世界緑茶コンテストの入賞茶展示や日本茶AWARDの三次審査に一般消費者として参加できるブースがありました。ステージでは、ライブ配信をしながらの販売や、NIHONCHA  BREWERS CHAMPIONSHIPという日本茶インストラクターたちがお茶の淹れる技術を競うプログラムもありました。

3階では、静岡県内で作られた個性豊かな100銘茶を生産者自ら解説し振る舞う有料試飲ブースもありました。椅子に座り、生産者の方と話しながらゆっくりと数種類のお茶を3煎ずつほど楽しめました。同フロアでは、香りや味でお茶を当てる闘茶(茶かぶき)も無料で行われており、私たち国際日本茶協会コミュニティの日本人メンバーがその運営の1人でした。そしてもちろん、Annaをはじめ、他のメンバーたちも挑戦していましたよ。

なんと全問正解したメンバーもいました。同じ品種が複数あったりと日本人でもとても難しいものだったので、皆驚いていました。

6階ではスイーツコンテストで入賞した作品とお茶のティーペアリングや世界大茶会が行われていました。茶道、煎茶道、そして中国や韓国の茶会もありました。抹茶アートのブースでは、私たちの協会をサポートしてくれているIkukoが京都の和束から出展していました。たまたま同じセッションで抹茶アートを体験した日本人も話が盛り上がり、素敵な出会いもありました。

上記のような様々な催し物に加えて、25日・26日はセミナーやシンポジウムなども行われていました。ヴィンテージ茶に関する最新事情が学べるセミナーは日英で行われ、大変人気で満席でした。(Machiは予約できませんでした…)

お茶とウェルネスをテーマにしたユニークなワークショップも開催され、様々な視点から日本茶の魅力を発信する人々たちが集結していました。

Machiは「呼吸で五感を開くお茶の体験ワークショップ」と「思考・感情・五感を整える日本茶マインドフルネス体験」に参加しました。

前者の方では呼吸の大切さ、五感を開く呼吸法を学びました。お茶を飲む時、呼吸を整えたことはありますか?緊張した状態で飲むお茶、リラックスして飲むお茶は同じお茶でも味わいが変わるということを改めて体感しました。

後者はさらにユニークで、お茶を通じた瞑想体験をしました。ナビゲーターは日本茶には嗜好品以上の価値があると信じ、「日本茶ウェルビーイング瞑想」というものを生み出しました。

日本茶のもつ潜在力や、どのような日本茶、どのような淹れ方が“瞑想茶“に向いており、この瞑想を取り入れることにどんな意味があるのか、を語ってくれました。そして棒茶を使って実際に彼女のガイダンスのもと瞑想を行いました。お茶を五感で味わいながら自分の内側に意識を向ける静かで有意義な時間でした。

他にも世界路上茶屋などたくさんの催し物が開催されており、1日では足りませんでした。次の3年後に参加したいと思った人はぜひ2日以上行くようにしてくださいね。

24日の夜は集まってくれたメンバーたちとディナーに行きました。

会場では各々忙しいので、ディナーではゆっくりとご飯を食べながら、新しいお茶好きと繋がり、語り、お互いを知ることができる素晴らしい時間となりました。

また機会があれば、このような企画をしたいと思います。お茶好き同士の繋がりを広げることが私たちのミッションですからね。

世界お茶まつりは本当にたくさんのお茶が飲めるだけでなく、人と繋がり、学びや知見を深めることのできる場でした。

次回は2028年に開催される予定のはずなので、ぜひチェックしてみてくださいね。